1959年の設立以来、当社は塑性加工の技術を磨き、お客さまのあらゆるニーズにお応えして参りました。最新鋭の設備を導入し、治具や金型、ロボットを導入した自動生産システムも内製し、製造工程の最適化を実現。当社の技術を駆使した製造方法の提案により、2016年には、「第32回素形材産業技術賞 中小企業庁長官賞」を受賞しています。
塑性加工技術を用いて「一枚の金属板」を複雑な形状に加工・製造する当社の技術は、各業界のお客さまから厚い信頼をいただいています。お客さまのあらゆるニーズに応えてきたのはもちろん、加工・製造に用いる治具や製造設備、各種検査装置も自社で開発・製作しています。
01 絞り加工製品
一枚の金属の薄板から円筒・角筒・円すいなど、さまざまな形状に成形する絞り加工は、量産品に適しています。当社はバルブやオイルフィルター、コネクタ部品など、さまざまな製品を製造しています。中でもオイルフィルターケースは当社が得意としている深絞り加工品で毎月20,000個ほど量産を行っています。
02 大型プレス深絞り加工製品
通常は100tプレス機を用いてプレス深絞り加工を行なっていますが、当社は300tの大型プレス機を所有しており、大型のプレス深絞り加工製品にも対応しています。
03 ヘラ絞り加工(スピニング加工)製品
ヘラ絞り加工(スピニング加工)は、金属板を押物で固定し、それを回転させながらローラー（又はへら）を金型に押し当て、塑性変形させ徐々に金型の形に近づけて成形する加工方法です。メリットは加工内容にもよりますが金型が一つで済み、製品の板厚を均一にしやすいということが挙げられます。当社は橋梁部品や建機の排ガス処理装置などで、この技術を用いています。
04 インクリメンタルフォーミング製品
3DCADで描いた図面・データをもとに、金属板を加工・成形するインクリメンタルフォーミングは、複雑な形状にも対応できます。当社は主に建機の一部カバー類などで、この技術を活用しています。
05 アセンブリ製品
加工・成形した部品を溶接・組み立てて一つの製品にするアセンブリ製品。バルブや排ガス処理装置、焙煎機釜など、近年、ニーズが増加傾向にあります。
06
自社製作設備～制御システム/
耐圧試験機
当社は内製のシステムでロボットを制御し自動化を行っております。昨今、人手不足により生産が安定しない世の中になっていくことも考え、当社としては自動化・省人化をより一層進めていきます。検査機器の開発・製作も行っており、写真は耐圧試験機になりますがアセンブリ品の溶接部分に空気を送り込んで「漏れ」がないか検査する装置です。
07
自社製作設備～
レーザーマーカー
レーザーマーカーは当社のアセンブリ品に会社などのロゴや製造番号を印字するのに使用しています。最近では製品にQRコードを印字し、取扱説明書などの案内を行っております。こういった使用用途のある設備をメーカーで製作するのではなく自社で設計製作を行っております。
